今週のお題「花粉」

【花粉症のお薬が効かない理由は？】

花粉の飛散が多いこの季節

せっかくお薬を買ったり

処方されたりしたものを使用したとしても

効かない、、、ことありませんか？

そのような場合はどうすればいいでしょうか？

【日常生活の中できをつけることは？】

花粉をなるべく吸い込まないように

する必要があります。

そのためには家に花粉を持ち込まないとが大事

具体的には

①室内をこまめに掃除する

②花粉の飛散量が多い時は外干しは控える

③帰宅時の衣服や髪はよく払いましょう。

すぐに手洗い、うがい、洗顔をしていただくことが大事です

④表面が毛羽だった花粉のつきやすいコートは避けましょう。

コロナ対策で換気は非常に大事ですが

花粉の飛散が多い日は悩ましいところですので

換気した後は窓付近をしっかり拭きましょう。

【薬が弱い可能性も】

花粉症のお薬は市販薬も含めて

弱いものから強いものさまざま存在します。

一般的には市販薬は軽症の花粉症

処方薬は軽症から重症までの花粉に効果的です。

また花粉症は抗ヒスタミン薬というお薬が

メインになりますが、それだけでは

効果が乏しい場合

鼻詰まりなどがメインになってきますと

ロイコトリエン受容体拮抗薬のような

お薬を追加したほうがいい場合があります。

主治医の先生によく相談しましょう。

【今後のためにもアレルギー免疫療法の検討も】

こんな辛い花粉症毎年は本当に嫌だと

思っているあなたへ

そのような場合は

スギのみになりますが

少量のスギの抗原

を毎日投与して

体を慣れさせることによって

花粉症にならないようにする

アレルギー免疫療法というものが

あります。

これは花粉症の飛散時期からは

できないので6月くらいから開始することを

お勧めします。

【花粉症のお薬が効かない場合は】

花粉症以外で症状が出ている場合も

あるのでその場合はアレルギー検査など

することも効果的です。

当院でもぜひご相談いただければと思います。